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洗浄テスト協力
平田エンジニアリング 様
今は、こっそり? ひっそり?と、道楽的に?
チューニングを行っていますが、
あのヒラタエンジニアリングでも使用中
平田マジックといえど、やはり基本はパーツ洗浄!
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17000キロ
フルノーマルエンジン
K3Tツイン680馬力オーバー
ブーストかけすぎ仕様!?
ガスケットノーマルで当然といえば当然の
ガスケット抜け・・・
で、全バラシ・・・ |
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排気ポート |
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排気漏れです。
エキマニフランジ微妙に反れてました・・・ |
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吸気ポート。
汚れほとんど無し!
これこそ実走セッティング、
平田マジック! |
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ピストン |
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再使用しませんが、ついでに洗浄テスト |
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普通にホームセンターで売ってる
RVボックスです。
6気筒エンジンはこれぐらい大きくないと縦が・・・ |
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500×2使用 |
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まずは、給湯器の温度MAXでお湯を用意 |
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ポリタンク1杯目。
ここでよーーーく洗剤を溶かしてください。
溶けきらない状態で洗浄すると、洗浄力に差が出ますし、
溶けなかった粉が直接アルミ部分に付着したまま長時間
経過すると、アルミの腐食などが発生する場合が
ごくまれにあります。 |
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今回はポリタンク18L×2で36Lのお湯。
この量でちょうどヘッドがすっぽり浸かります。
1kwヒーターは約40Lぐらいまで
70度前後キープできる能力です。 |
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テストの為、ピストン1個は、
半分だけ。 |
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チーン♪???
約12時間後 |
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ちょっとカーボンが残ってますが、 |
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軽いブラッシングでほぼカーボンは取れます。
※ピストンですが、表面処理されているピストンは
表面処理に多少影響が出る場合があります。
メーカー様各社で様々な特殊表面処理等を
行っている場合がありますので、
全てが問題ないとは言い切れませんので、
予めご了承ください。 |
ヒーターなどで温度を上げる事により、
温度上昇で洗浄力が上がる+対流が発生し、
わずかながら洗浄液が循環してる状態になります。 それにより、洗浄力が増します。
常時、勢いのある循環をさせる事によって、さらなる洗浄力(時間短縮)が可能になります。
ただ浸けておく状態でも十分汚れは落ちますが、途中、途中でブラッシングや、洗浄液をかき回す事により、
洗浄力が上がります。(時間短縮できます。)
温度を上げる事によって洗浄力が上がるのですが、当然洗浄パーツ自体も温度が上がります。
ヘッドで例えますと、
ポートにビッシリ付着したカーボンですが、洗浄液で分解洗浄されるのは当然ですが、
ヘッドの熱膨張により、カーボンに微妙なクラックや、母材と汚れの間に微妙な隙間ができ、
その隙間に洗浄成分が入りこみ汚れを浮かし溶かしていくのです。
よく洗濯洗剤のCMで
『ミクロの隙間に入り込み驚く程の白さに〜』
と宣伝してますが、ソレと一緒です。
ですので、洗濯機のような常時水流が作れれば、さらなる洗浄力と作業効率が上がります。
本来、大きな工場では、プールのような浴槽で、常時高温、常時循環で洗浄を行っています。
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軽くゆすいだ状態です。
画面左側、1番燃焼室が汚れているのは、半分だけ浸した
ピストンの汚れです。
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排気ポート |
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ドロドロしてるのがお分かりでしょうか? |
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排気漏れの後は、アルミのザラついたところですので、
落ちてないですが、ご安心ください!? |
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吸気ポート
元がキレイでしたので。 |
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ナイロン系のブラシで十分落ちるはずです。 |
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細かい部分は歯ブラシが大活躍です。
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ガスケットの残りカス、シール材は落ちません。
よく質問がありますが、アルミの腐食や、鉄サビも
落ちません・・・ |
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排気漏れの汚れも!
ですので、マフラーのススで汚れたリアバンパーや、
バイクですとナンバーなども落ちるんです。
もちろんトラック、ダンプ、レーシングカー、族車?の
サイド出しマフラーの、
ススで真っ黒になった、
サイドバンパー、サイドステップなども普通に洗車感覚で、
きれいになります。
(塗装面は注意が必要です。) |
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洗浄後の洗剤はよく洗い流してください。 |
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これで、SPL加工+SPLセッティングで
目指せ1000馬力!?
ウソ・・・800馬力仕様です。
出るか? 踏めるか?
○50キロ・・・・ |
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基本的に、エンジンOH=ピストン交換だとは思いますが、
ピストンですが、
車種によって(最近の車は特に)ピストン表面を特殊コーティング(電着塗装、アルマイト処理のようなもの)
を、施されているピストンがあります。
特殊コーティングは、メーカーなどにより様々ですので、一概には言えませんが、
塗装面と同じ扱いとお考えいただいたほうがよい場合があります。
長時間の漬け置き時は、ピストン表面が多少荒れる場合があります。
十分ご注意ください。
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洗浄液から取り出しただけの状態です。 |
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簡単なブラッシングで表面カーボンはキレイに落とせます。 |
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画像では、分からないのですが、
やはり、微妙に(よーーーーく見ると)、
表面処理が少し荒れて(剥がれて)いるところがありました。 |
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